WEBマーケティングで効果を発揮するABテストの活用法

WEB上でマーケティングを行う際、どんな表現をしたらお客様が興味をもっとくれるのか?という問題は実際に取り組んだことのある方であれば必ず一度は経験したことがあるのではないかと思いますが、この問題の解決策としてABテストという方法をご存じでしょうか。ABテストとは、AとBの簡単な2択を準備することでどちらの表現がよりお客様の興味を惹くかを判断する方法です。この記事ではWEBマーケティングを実施中またはこれからやろうと考えている方に向けてABテストの説明とやり方に関して解説します。

ABテストとは何か



改めてABテストとは何かという点についてですが、言葉の通りAとBの2つを同条件で比較してどちらがお客様により受け入れられるかを導き出す方法です。例えばコードレス掃除機をメルマガで紹介したい時、題名は以下2つのどちらがよさそうに思うでしょうか?
どちらの題名が正解に近いでしょうか?
A:吸引力NO.1の掃除機!

B:世界最軽量の掃除機!


これは「吸引力と重量のどちらがお客様にとって興味のある機能か」という比較になります。こうした2択の表現についてどちらがより興味を惹けるか判断するのに役立つ手法がABテストです。
ここから先は、このメルマガの例を用いてABテストを更に詳細に解説していきます。

メルマガにおけるABテストのやり方



やり方は至ってシンプルです。
今回の掃除機の例で言えば以下の条件で2つのメルマガを配信し、お客様の開封率が高い題名がより興味を惹けると判断します。
ABテストのメルマガ配信方法
・比較したい項目(今回の例では題名)を分けた2つのメールを準備する
・それぞれのメールの配信先は無作為かつ同数にする
・比較項目以外は全て同じ内容にする
・配信時間も同時

比較したい項目以外は全て同じ条件にするというのがポイントです。例えば配信先について、あなたがAとBの題名をそれぞれを50人ずつに配信するのであれば、この2つのグループ分けにも意図を含めずランダムに分ける必要があります。配信時間も平日の昼間と週末の夜では開封率に差が出てしまうので同じタイミングに合わせる必要があります。

比較する項目とメルマガへの影響



上の例ではメールの題名を分けることでお客様の興味をより強く惹ける題名を明らかにする意図がありましたが、正確に言うと主にメールの開封率に影響します。このように、メルマガのどの項目を変えるとどんな効果があるのかについて纏めると以下の通りになります。
メルマガの項目と主な影響の関係
◆開封率
 →題名・配信する曜日と時間帯
◆誘導先(ランディングページ)へのリンクのクリック率
 →本文・本文中の写真など

メルマガにおける効率的なABテストの使い方



ここまでABテストの考え方をお話してきましたが、次はメルマガの効率を上げる具体的なABテストやり方について説明します。
とは言えそんなに難しいものではなく、以下の手順でメルマガを配信するだけです。

メルマガの効果を上げるABテストの使い方
1.全配信数の20%に対してABテストを実施
2.効果の高い方を採用して残り80%に配信

こうすることでメルマガにおけるお客様からの反応を最大限引き出すことができます。手動でやることもできますが、契約しているメルマガのシステムによってはこの一連の手順を自動でやってくれるものもありますのでぜひ試して頂けたらと思います。

メルマガ以外のWEBマーケティングでの活用例


ここまではメルマガを例にして説明して参りましたが、ABテストはメルマガ以外のWEB関連ツールでも大きな効果を発揮します。
例えば、以下のような場合においてより興味を惹ける表現は何かを判断することができます。

ABテストが効果を発揮するデジタルツールの例
◆ ホームページ(写真・本文・ボタンの色など)
◆ YouTube(タイトル・サムネイル)
◆ Twitter(名前・紹介文)

ここで挙げたのは弊社が実際に活用している例ですのでまだまだ活用できる場面はあります。目安として、以下の2点を満たす場合であれば活用できると考えてよいと思います。

ABテストが使えるかどうかの判断基準
・相手を変えて同じ配信ができる
・自由に変更が可能

例えばTwitterの本文(ツイート)に対してABテストはできません。一見やれそうに思うかもしれませんがツイートを送る相手はあなたのフォロワーで変わらないため、仮に1回目に「いいね」を押してくれたとしても、2回目の配信を見た際には"またか"と感じてしまい「いいね」を押してくれなくなる可能性があります。

まとめ


ABテストは不特定多数の人の目にとまるというWEBの強みを活かした2択による検証方法で、よりお客様からの反応が良い提案方法を探る上でとても有効です。ABテストで得た知見を基に更にWEB上でのマーケティングを効率化するも良し、営業戦略の策定に活かすも良し、使い方は様々です。最初は難しかったり面倒と感じるかもしれませんが、やみくもに発信を続けるのと比べて着実に効果を積み上げられる方法ですので、ぜひ試してみて頂けたらと思います。

Komi's factoryではこうしたWEBマーケティングに取り組みたい企業や個人をサポートするサービスを取り揃えております。WEBマーケティングは必ずしも多額の投資や人的リソースを必要とするものではなく、お客様のご予算とご要望に沿った形で効率的なサポートを提案させて頂きます。
WEBマーケティングに関してお困りな事がございましたらぜひお気軽にお問合せください。