失敗しないホームページ制作業者の選び方(決める時の注意点)

ホームページ制作を依頼しようと検索すると数えきれない数の業者が出てきます。
「実績があります」「業界最安値」などの文言が飛び交う各社の宣伝を見ているとどこに頼んでいいか分からないですよね。

この記事は新たにホームページを制作したい、または今あるページをリニューアルしたいと思って業者を探している方に向けて、失敗しないために絶対に押さえておくべきポイントをまとめました。注意すべきポイントはたくさんありますが、この記事ではやってしまうと取り返しのつかない項目に絞って説明します。

所有権を渡してくれるか



まず何よりも優先すべきは成果物の所有権が誰になるかということです。当然自分だろうと思うかもしれませんが制作者側になる場合も多々あります。所有権を持てない場合は数年後に膨大な時間とお金、労力を費やしたホームページを失うという事にもなりかねません。

ホームページ製作の上で特に注意すべき所有権とは次の3つです。
所有権を押さえておくべき3つの項目
・ドメイン
・サーバー
・ホームページ

順番に解説していきます。

ドメインの所有権について



まずドメインについてみていきましょう。

ドメインとは



ドメインというのは、一般的にURLと呼んでいるwww.の後の"********.###"の部分です。いまご覧頂いているこちらのページであれば"komisfactory.com"がドメインであり、無数にあるホームページを識別する重要な情報です。

このドメインにはホームページに対する検索エンジン(Google等)の評価が蓄積されていきます。この蓄積された評価によって同じ検索ワードでも上位表示されたりされなかったりします。

所有権が無いとどうなるか



このドメインの所有権を失うのが何よりも危険です。

例えばホームページを作った数年後に業者と連絡がつかなくなってしまったり、途中で別の業者に乗り換えようとした場合、ドメインを新たに取得するとなると何年間もかけて積み重ねてきた評価が全て失われます。新しいドメインですと検索エンジンからの顧客流入がゼロからのスタートになります。

「中古ドメイン」というものが公に売買されるほど、ドメインというのは極めて重要かつ価値の高い資産なのです。

サーバーの所有権について



次にサーバーに関してです。

サーバーとは



サーバーとは、正確にいうとレンタルサーバーというサービスでありその名の通りサーバー会社が保有しているデータ保存容量の一部を借りて利用するサービスです。

所有権が無いとどうなるか



この契約を業者側に任せおり所有権が自分にない場合、乗り換えやリニューアルの際にホームページを構成する写真や動画のデータを全て失う可能性があります。更に一部のページを別の業者に制作してもらうにしてもサーバーにアクセスできないと作業できない場合があり
ます。

このように、サーバーの所有権が無いとホームページ上のデータを全て失うリスクがあるのです。

ホームページの所有権について



では所有権についての最後にホームページそのものに関してみていきます。

ホームページとは



ここで言うホームページとは実際にパソコンやスマホから閲覧できるWEBページそのもののことを指します。全体のデザインだけでなく、更新するためのパスワードも含めた形でホームページと呼びます。

所有権が無いとどうなるか



ホームページの所有権が無いと、まず更新や編集がその業者でしかできなくなります。自分でやることはもちろん、違う業者に部分的に作ってもらったり全面リニューアルということができません。業者と連絡が取れなくなれば当然ホームページの編集権限を失います。
加えてホームページを「借りている」状態になるので別の媒体に画面コピーして使うなどの行動が制限されることもあり得ます。

ホームページの所有権を失うとWEBマーケティングを行う上での制約がとても大きくなりますので必ず所有権を渡してくれる業者を選んでください。

制作の目的を理解してくれるか



ホームページを作る目的の多くは新規顧客の獲得など売上に繋げたいことが多いのではないかと思います。その為に見栄えのいいホームページを作るのが大切だというのはもちろん間違っていません。しかし見栄え以上に訪れたお客様に見てして欲しいコンテンツを見せるための設計面にも工夫が必要です。

この設計を具体的にどうするか、というのは依頼者側がホームページで達成したい目的に大きく依存するのですが、これを聞かずに作業に入ろうとする業者は危険です。プロだからと安心でて任せていると、できあがったホームページが使いにくい設計になってしまうということが少なくありません。

プログラミング言語が使える事とページ全体の設計ができることは全く違う技術になりますので、設計面の提案や依頼者の目的を確認しない業者に制作を依頼するのはとても危険です。

もちろん依頼する前に自分がホームページに求める成果は何かという点については十分に考えておきましょう。

保守運用サービスがあるか



これもよくあるトラブルですが、作るだけ作ってその後のバグやトラブルは知りませんというトラブルもまれにあります。特に後々の保守運用サポートをオプションとして提案していない場合は注意してください。

ホームページは継続的にコンテンツを更新し、一定期間ごとにリニューアルをするなどして育てていくものです。そうすることで多くのアクセスを集めることができ、ビジネス拡大のツールとして機能します。

更新をしていく過程ではもちろんバグや不具合が表面化する可能性がありますので、なるべくなら制作した会社に最低限の保守運用を頼んでおくのが無難です。

もちろん保守運用のオプションは選ばず自分で行うのも依頼者側の自由ですが、いずれにせよ作るだけで終わりにしない会社を選ぶべきということですね。

レスポンスは速いか



問い合わせをしてから返信がかえってくるまでの時間がどのくらいか、という点も大変重要です。

WEBの特徴はタイムリーな情報の発信性ですので、レスポンスが遅い業者を選んでしまうと重要はお知らせや誤った投稿の削除にいちいち時間がかかりチャンスを失ったり顧客離れを招くことにもなりかねません。

もちろん、自分自身の時間も奪われてしまいますので長く付き合おうと考えている業者であればこの点はかなり重要です。

マイナーな制作ソフトを使わないか



ホームページの殆どは製作用のソフト(CMS)を使って作られています。CMSには様々な種類がありますが、業者によって使うソフトがまちまちなので注意が必要です。

結論を言いますと最も汎用的なソフトである"WordPress(ワードプレス)"を使っていれば問題ないと私は思います。ソフトごとに利点は様々あるものの、最も大切なのは後々業者を切り替える際にCMSが切替障壁にならないようにするという事です。

マイナーなCMSを使っていると業者の選択肢が狭まります。CMSは後で変えることもできますが、この変更にも数十万単位のお金と時間がかかりますので特別な理由が無い場合はWordPressを使って作ってもらうことをお勧めします。

取り返しはつくものの注意すべきポイント



ここまでで説明した内容と違い、取り返しはつくものの注意すべき点に関しても纏めました。

取り返しはつくものの注意すべきポイント
・スマホ対応のページにしてくれるか
・作業開始前に合計金額を提示してくれるか
・業者のホームページはセンスがいいと思うか
・SSL(セキュリティ)の設定はしてくれるか
・検索エンジンに載せるための設定をしてくれるか
・ホームページ用の画像や動画の制作ができるか

それぞれの細かい説明は省きますが、この辺りは依頼者側の知識量でしたりお互いの相性みたいなところにも左右されるだろうと思います。もし後悔することがあっても多少の出費で取り返しがつきますので、こちらはあくまで参考程度として頂けたらと思います。

まとめ


新たにホームページを制作したい、または今あるページをリニューアルしたいと思って業者を探す際には何より成果物の所有権がどちらにあるのかを確認してから依頼することをお勧めします。これが最も重要な注意点ですが、制作には安くない金額を支払う事となりますので依頼者の目的を把握した上で制作し、完成後もレスポンス良くアフターフォローをしてくれる業者を選んで頂きたいと思います。